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ラーメンfortuna


マルコの大好きなラーメンfortuna

(イタリア語に変換しています🇮🇹)

 

 


子どもの頃には、家族でよく夕ご飯を食べに連れて行ってもらいました。

もやしが大盛りで、いつもジュリエッタだけは「ネギ抜き」を頼んでいたっけ。
ごはんを2つ頼んで、家族みんなでわけわけして食べていたとコンチエッタが教えてくれました。


今日は、10年ぶりぐらいにラーメンfortunaへ。


以前と変わらない店構え、味は懐かしくて、美味しくて、もやしの下の麺がなかなか出てこなくて、


もう満腹。













いや、やっぱりもやし大盛りにしてもいけたかな。





ラーメンfortunaといえば、こんな話があります。



マルコの長年の友、エミリオとのお話です。





エミリオの名前はマルコからいつも聞いていました。きちんとお会いできたのはマルコの葬儀が初めてでした。



一緒に仏像巡りをしたり、御朱印帳を持ってお寺巡り、登山の靴やリュックを揃えて山登りに挑戦したりと、




エミリオは、たくさんの時間を共に過ごした素晴らしい友人です。













コンチエッタから聞いた話ですが、
ある日、日帰りで登山をして帰ってきたマルコとエミリオ

お互いに、夕ご飯は家で食べるということだったので、夕方、別れ、それぞれの家路につきました。



 





マルコはアンナにメールをします。
今から帰るので、夕ご飯は家で食べるよ、という旨のメールを。


ところが、アンナは、夕ご飯はエミリオと食べてくるものだと思っていたので、用意はしていなかったよ、という旨の返事をします。



 

 






それならば、ということで、マルコは大好きなラーメンfortunaに向かいました。





カウンターだけの店内。


もやし山盛りのラーメン。




あつあつのラーメンが、山登りで疲れた体に染み渡ります。





おいしく食べていたその時、ふとカウンターの端に目をやると、



















エミリオがラーメンを食べていました。








そのあとの二人が言葉を交わしたのかどうかは、わかりません。





ただ、そのマルコとエミリオ

二人ともが

 


「あっ。」






っと、思ったであろう光景を思い浮かべるだけで、とっても微笑ましい気持ちになるのでした。






 

 

 

 






ブルータス、お前もか!
みたいな感じだったのかな(^-^)