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お父さんっ子だから







「私はお父さんっ子だから、同じようなことがあったら一年は仕事に行けないなぁ。」







と言われて傷つく自分がいました。







父のことを聞いてほしい。


平然とした顔をしているけど、心はそんな状態じゃないんだってわかってほしい。



そんな自分の勝手な思いから、思わず

「父の月命日なんです。」って自分から話をしてしまいました。





そんな話をされても相手は困るに決まってるのに。





そこで、相手も言葉が見つからなくて、悪気なく出てきたのが、その言葉でした。







あー、話さなければよかった、と後悔しました。







相手は何も悪くない。


ただ聞いてほしくて、思わず話してしまった私が間違っていたのだと思う。
















最初は傷ついたけど、時間が経ったら、そんなことなくなりました。











「お父さんっ子」です。


私たちはめちゃくちゃ「お父さんっ子」です。




「おばあちゃんっ子」でもあったし「おじいちゃんっ子」でもあったし、「お母さんっ子」でもあります。


















「お父さんっ子だから仕事に行けなくなる。」んじゃない。








「お父さんっ子だから」頑張って、今、生きている。








「お父さんっ子だから」お父さんに元気な姿を見せないわけにはいかない。









「お父さんっ子だから」お父さんのように充実した人生にしたいと思う。








「お父さんっ子だから」今でもすぐ近くにお父さんがいることを感じられる。








どうして自分が仕事に行けているのか


どうして自分が笑顔でいられるのか






それがやっとわかりました。











わたしはお父さんっ子だから




だから大丈夫なんだね。