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サービスエリア


あの雲の切れ間ぐらいから
もっと上へ行けばマルコに会えるのかな?




今日は眺めの良い場所までやってきました。


来る途中、サービスエリアで停まって、朝ごはんを食べて、



高速道路でサービスエリアに停まることが大好きだったマルコのことを思い出しました。



夏休みになると、かなり長い旅行に連れて行ってくれたマルコとアンナ。

ほとんどが車での移動でした。


日本中、北から南までほとんど全ての都道府県に連れて行ってくれて、楽しかった思い出ばかりです。




車での移動が多かった旅、私たちならではの楽しみ方がありました。



まずは、高速道路の料金所で、寝たふりをするということ。


昔は料金所に必ず人がいました。


そのおじいちゃんにバレないように、寝たふりをするという遊びを延々と続けていました。




そして、長いトンネルで息を止めるという遊びも。



せーの、で息をとめて、トンネルから出るまで息をとめていられたら、無事にミッションクリアです。




また、フィオリーナお気に入りの人形ジジ(魔女の宅急便)を使って、後ろを走っている車の人に人形劇を見せるという遊びもありました。


私たちは隠れて、ジジだけが車窓をウロウロしているという状態です。




おそらく後ろの車の人は気づかなかったと思いますが、私たちは勝手に楽しんでいました。



そして、話は戻って、サービスエリアが大好きだったマルコ。



旅行のたびに、いろいろなサービスエリアに立ち寄りました。




普段の生活の中で、何か貸しができたとき、

たとえば、花札をしていて負けてしまったときとか、





「今度の旅行のとき、サービスエリアでフランクフルト!」



みたいな。


サービスエリアで何かを買ってもらうことが約束事になっていました。





でも、そんな約束事がたまりにたまっていくから、実際どれぐらい約束が守られていたのかは謎です。






ただ、そうやって、サービスエリアをネタにして楽しんでいたんだよね。





アンナが地図を持って、マルコがハンドルを握って、連れて行ってくれた家族旅行。




 




楽しかったなあ。




我が子たちにも、形は違えど楽しい思い出をたくさんつくってあげたいと思います。