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仕事が忙しくなってきたり

理不尽なことにぶち当たったりした時



この先どれだけ頑張って生きていても


もうマルコには会えないのに



なんで頑張らなきゃいけないのかって





がっかりする。








それでもまた寝て起きて

奮い立つことができるのは


家族や友達がいるから。









実家にいた頃


夜中に仕事したり

映画観たり



私が変な時間に起きていると






変な時間に寝てしまって

変な時間に目覚めたであろうマルコが


廊下をパタパタと歩いてきて



「ちょっときみ、なにしてるのー?!」




と、台所の暖簾をかき分けてよく声を掛けてきた。


早く寝なさいよ、と言わんばかりに。











いやいや、それこっちのセリフです。


君こそ何してるの??





授業のプリント作りながら、こたつで寝ちゃって、急に目覚めて、電気がついている方に引き寄せられて、



私が起きていることに偶然気づいたんだよね!




私は意図的に起きていたんだもーん!














この前、コンビニで買ったスパークリングワインを一人で変な時間に実家の台所で飲んでいたけど




もうマルコは来てくれなかった。






当たり前なんだけど、悲しかったよ。









マルコがよくつかう二人称は「きみ」











ねえマルコ、きみは今何してるのー?