ウンブリア州テルニ県 ローマ・テルミニ駅から1時間と少しで到着。乗り場はテルミニ駅のたくさんあるホームで一番奥にあります。構内は広い、時間にゆとりをもって来てくださいね。オルヴィエート駅隣接のケーブルカーで登るとすぐ、中世の城塞跡があります、そこに出れば、この町が断崖絶壁の上にあることが実感できます。町を包み込むウンブリアの景観(近郊の丘陵のブドウ畑はトレッビアーノ種 うすい黄色のワイン その名もオルヴィエート)の絶景は見なくてはいけません。イタリアで最も感動的な町の一つ・・など、オルヴィエートを讃える言葉は限りなしです。
大聖堂ドゥオーモはファサードとバラ窓の素晴らしさ、4本の柱を埋め尽くす聖書テーマの浮彫、シニョレッリ作のフレスコ画など
美術品の宝庫と言われます。完成は16世紀、多色大理石・彫像・モザイクで燦然と輝く(沈みゆく太陽の光にきらめく時間帯)さまはイタリア・ゴシック建築の最高傑作の1つといわれています。
グロッテ洞窟: 大部分が凝灰岩でできたオルヴィエートの断崖はグロッテと総称される。数世紀にわたって人工の空間が作られ、一種の地下都市が出来ています。通路と細長い部屋が網の目のように結びつき、農産物のサイロ雨水を貯める貯水槽などオルヴィエートの文化の一面を発見することができます。ガイドつきの見学はドゥオーモ広場の観光案内所から出発、約1200もある地下洞窟のいくつかを回ります。エトルリア時代から中世、ルネサンスの時代を経て現在まで残る地下都市の構造をみると時間の中を旅している感覚になります。