伝説によれば 遠い昔 古代ウンブリア人たちが指導者トゥデロとともにテヴェレ川左岸に到着、そこに町を作るため、溝を作り岩石を準備しました。食事(燻製の肉)をしていると、ワシのグループがやってきてテーブルクロスを爪ではさんで持ち上げ、丘の上まで運んで置きました。そこでトゥデロたちはそこに町を作ることにしてトーディと名付けました。町のシンボルは爪で布をしっかり持ったワシです。※トーディの語源は別の説もあります。
トーディは少し行きにくい場所にあります、だからこそ中世の雰囲気を今に伝えているのです。ローマ・テルミニ駅から地下鉄B線4つ目の駅ティルブティーナで降り、地下鉄を出たところにあるバスターミナルから直通です。と、ここまでは順調ですがバスが到着するトーディ・ポンテ・リオ駅は郊外です。丘の上の町に行く方法は巡回バスが来るのをひたすら待つか、タクシーしかありません。運次第。これも旅行の醍醐味ですね。!(^^)!
町を囲む城壁は13世紀のもので所々、さらに古い紀元前のエトルリア人が作った部分もあります。細い路地を歩いて中世の雰囲気をたっぷり味わってください。そして、ときおり、ウンブリアのゆたかな自然を眺めましょう。歴史の厚みにぞくぞくします。