パルマから北へ50㌔、ピエモンテからはエミリア州のちょうど入口にあたり、ポー川が近くを流れる。パルマから鉄道所要時間50分。歴史を感じさせる重みのあるドゥオーモ、旧市庁舎、騎馬像、などじっくり観察したいところが多くあります。前218年、ローマ人によって創設、エミリア街道でリミニまで結ばれました。中世の大事件、レニャーノの戦い(ロンバルディア同盟諸都市と神聖ローマ帝国の戦争)後の平和条約がかわされた町で、13世紀には自治都市として繁栄しました。16-18世紀はファルネーゼ家が支配、城壁をめぐらし、ファルネーゼ大通りを建設。ピアチェンツァ公国は1860年まで存続しました。
サン・フランチェスコ教会:13世紀創建 水切り傾斜つきのファサード 中央扉口の彫刻は15世紀に完成
旧市庁舎:13世紀 二廊式の大きな開廊のうえに建てられ、上部はレンガ造りで窓も併せて優雅さを漂わせている
ファルネーゼ騎馬像:バロック美術の彫刻として屈指の作品