ボローニャから列車で30分 中央駅から時計塔が目立つ大聖堂広場まで近くて嬉しい。この町の歴史は比較的新しく、名前が初めて登場するのは8世紀フランク王国カール大帝に支配されてからだとか。起源が古代ローマに遡らない唯一の町です。この町の歴史はエステ家の歴史と結びつく。13世紀エステ家の支配が始まってから経済発展と芸術の全盛期が訪れる。メディチ家のフィレンツェ、エステ家のフェラーラと言われるくらいの「ルネサンスを代表する町」。エステ家の宮廷文化が残した街並みが世界遺産として町ぐるみ登録され、車乗り入れ禁止区域の設定は町並み保存への意気込みを感じます。
エステンセ城 ドゥオーモ サヴォナローラ像が旅行者を惹きつけます。ボルジア家出身の悪名高い教皇アレクサンデル6世の娘ルクレチア・ボルジアがエステ家のアルフォンソと三度目の結婚で移り住んだ町として有名。彼女にまつわる数々のエピソードはフェッラーラの歴史の一面を物語ってくれます。