ピサからほど近い港町ピオンビーノ、エルバ島やコルシカ島への発着基地という印象の町ですが、この町自体とても魅力的。鉄道駅の近くに旧市街があって13世紀建築の門や15世紀の建築物などが見られます。。かつて、メジチ家の軍事基地があった町、その名残。1時間30分のカーフェリーの船旅、デッキに出ると地中海の海原と海風で頬が緩みます。カーフェリーの到着する港がポルトフェッライオ、インフォメーションがすぐ見つかって、その前には島内、各地行きのバスターミナルがあります。海岸線全長118㌔なので徒歩は厳しい、サイクリングを楽しむ人たちの姿も見かけます。起伏ある地形なので体力に自信のある方向けかもしれません。私マルコは早速、ナポレオンの夏の別荘行きのバスに乗りました。
この島に流刑となって気落ちしたナポレオンを、兄が大好きなお茶目な妹パオリーナ・ボナパルトが世話をやきました。鬼ごっこで兄に目隠しをさせる、兄をそそのかして謹厳実直な部下のポケットに生きたイワシを入れさせる、など・・・の物語が200年前に展開していたはずのヴィッラ・サンマルティーノにつきました。
→マルコチャンネル「エルバ島のナポレオン」