ピエモンテ州クーネオ県の中心です。トリノから鉄道で1時間半、駅から徒歩20分でガリンベルティ(レジスタンスの英雄)広場(イタリア全国にあるガリバルディ広場ではありません)2万4千㎡の広さはこの州第一。二つの川の合流点にあってくさび(クーネオ)のかたちしているのが名前の由来。広い空間と整然とした街並みは驚くばかり。フランスの香りが漂ってきます。同じ州にあるトリノとは全く違った落ち着いた風情、ここまで来る旅行者は少ないようですが訪れて間違いなしです、中世にタイムスリップしましょう。中世の自治都市の1つで交通の要所として栄え、14世紀には「ピエモンテの首都」と言われるまで発展したとか・・
広場の奥にあるローマ通りが街歩きの中心、通りをはさむかたちで歴史的建造物がびっしりと建ち、その脇にはポルティコ(回廊)がどこまでも続きます。通りの随所に建物の由来を期したパネルが見られ、史跡を大切にする市政が伺えて嬉しい!(^^)!
※フランス・ニースに行く路線:ダンド線の発着地です
・ガリンベルティ(1906-44):クーネオ生まれのレジスタンス。自宅のバルコニーや各地を回って、反ファシストの演説をした。「最後の ドイツ兵を追放するまでファシズムがなくなるまで戦いは続く・・」フランスのレジスタンスとの共同作戦を
実施。しかし、1944年 11月28日逮捕、12月4日銃撃により死亡。
・ジュゼッペ・バルバルー(1772-1843):広場の像 クーネオ生まれ 弁護士・法学者 ウイーン会議後 この地域をサルデーニャ王国領 にした 1831年 国王カルロ・アルベルト時代法務大臣を務めた